2021/10/03

戸籍と国家神道 『部落学序説』今後の展望 (続)

戸籍と国家神道  『部落学序説』今後の展望 (続)

これまで書いた『部落学序説』の文書をB5判・横組で両面印刷したあと製本してみました。

「製本」は、もちろん、すべて手作業です。

普通のコピー用紙に両面印刷して、表紙と目次を加えたあと、端を揃えてドリルで穴を空け、細い針金で綴じます。背の部分にカッターで傷をつけ、ボンドを塗り付けます。そのあと、留め金が壊れて使いものにならなくなったバインダーの表紙を再利用して、ハードカバーにしました。

その仕上がりが写真(上)。表紙を開くと、「中表紙」が見えますが、それが写真(中)。写真(下)は、本文のページです。

最初は、簡易製本にしようと思ったのですが、ページ数が982、厚さ45mmになりますので、耐久性を考えて、普通の製本にしました。

製本した文書は、「部落学序説(本文)」と「別稿」、「島崎藤村と『破戒』」。

一応、本の形になった『部落学序説』に目を通して驚いたのは、①誤字・余字・脱字が多いこと、②文章に乱れがあること、③意味不明な文章があること、④必要以上に批判的(攻撃的)になっていること、⑤繰り返し・重複が多いこと・・・等がかなり目立つということです。

編集・校正に相当時間がかかりそうです。

現時点で、原稿用紙1700枚を超えた『部落学序説』は出版の原稿作りとしては、大失敗であったと思います。最終的には、原稿用紙2千数百枚を越える、無名で無学歴・無資格の筆者の書いた本など、誰も購入してまで読もうとはしないでしょうから・・・。

やはり、『部落学序説』を要約して、図解をほどこした、『図説部落学入門』(原稿用紙300枚程度)を早急に書き上げ自費出版にこぎつけるべきなのでしょう。

それに内容も中途半端な部分がかなりあります。『部落学序説』執筆に先立って、筆者に対する批判・反論が殺到する・・・との予測から、反論用に、重要な資料を使わなかった場合がありますので、主張に迫力が欠ける場合が多々ありました。

ここまで、批判や反論がないと分かっていたら、もっと手持ちの資料を紹介したのに・・・と思います。いまさら後悔してもはじまりませんが・・・。

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